2014年 04月 02日
福井県から1950年代の8mmフィルムが届く
フィルムは管理がよく、題名も記載されている。
わかさ瓦、下村の獅子舞、過疎の里、三重大太鼓、山田観音堂落成の5作品で1950年代の作品、撮影者は91歳とのことである。ご子息からのお手紙では、わかさ瓦が貴重な映像らしい。そしてまだ100作品ぐらい残っているようである。今後もできる限りデジタル化して保管できるようお手伝いしたいと思っている。
下村の獅子舞は福井県の無形文化財である。
下村の獅子舞 │ しもむらのししまい │
指定 | 県 |
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種別 | 無形民俗文化財 |
管理者 | 下区文化保存会 |
所在地 | 大飯郡おおい町名田庄下 |
指定年月日 | 昭和41. 4.26 |
苅田比売神社の秋の祭礼に奉納される。江戸時代の安永四年(1775)に伊勢の御師職幸吉之丞から伝授されて今に伝えられる。 獅子頭は、当時境内に生えていた桐の根株を使って作られたと伝えられる。舞は2人で一頭に扮し、剣の舞、神楽の舞、四方の舞、王の舞、花の舞、散の舞が舞われる。 剣の舞は、他の舞を全部習得した長男だけが受け継ぎ、土蔵の中で極秘に伝授され、五年に一度の大祭でのみ舞う。 また、一生に一回のみ舞うとされる。 |