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貴重な作品配信までにはいろいろなことが

3年説得してきたある制作会社の作品が、やっと手に入りそう。昨日の電話では、明日にでも引き取れそう。といっても3年間かけて交渉の結果であり、これから最後の詰めの段階に。

一昨日、大分県のある方がたくさんのフィルムを保管されているとの情報。制作者自身は他界されとり、娘さんが保管されているとのこと。これも今後の交渉如何であるが、礼を尽くして交渉を。

常に収集の窓口を広げてはいるが、1本の映画にたどり着くのは並大抵ではない。そこにはデジタル化と無料配信の壁も大きい。でもね、映画は見てもらって生き返るのであるが、会社、制作者、制作時の事情もあり、無料配信まで持ち込めるのは至って少ない。

無料配信に異常に神経質な方も多い。これもそれぞれの考えであり、仕方のないこと。配信により初めて知られた作品、制作会社も少なくないことも知っていただきたい。そしてデジタル化作品がメデイア回の目に止まり、海外数カ国のドキュメンタリー映画に取り入れられたこともある。

要は著作権者のそれぞれの考えであり、筆者にとやかく言う資格はないが、貴重な映画を保管し、公開することは関係者の責務であると思う。繰り返しになるが、映画は見てもらい、生かされて、初めて生き返るのである。蔵に眠っている作品を我々に預けていただければ。

by rijityoo | 2014-05-09 08:46 | 活動予定(395 ) | Comments(0)