2014年 08月 21日
本日の新配信映画は「改善の新しい鍵 メモモーションスタデイ
作品概要
製作:蒼映株式会社 企画:財団法人日本生産性本部 モノクロ 22分
この手法の開発者、M.E.マンデル自身のナレーションシーンで始まる。製作は1960年の頃であろうか、当時の各種の現場の様子が分かる興味深い映像である。
この映画は「文部科学省科学研究費助成事業」(課題番号23501225)の一端としてデジタル化されました。
指導
M.E.マンデル博士
協力
日本鉄建株式会社
関東電気工事株式会社
株式会社不二越本社

これは。。今、私がビデオカメラ用意して計画中の仕事の話です。。
さすがにフィルムでは無いですけど。。
60年代の作業動作改善の様子がよく解ります。
すでに「連合作業」などの単語も出てきています。
道具は変わりましたが、改善の手法は今と全然変わらないですね。
地味ながらも進んだ生産技術を完成させていった先人の仕事の完成度の高さに驚き、そして私の不勉強さを悲しんでいます。。
技術士の試験勉強中ですが、もう少し映画を見て力を入れて勉強します。
ちなみに、私の会社は「生活と寸法-モデュラー・コーディネーション-」の15:10あたりから出てきます。。
まだ、新しいですね。
今も同じ建物の工場です。

まずは、会社での工程分析資料になるのですが。。。
まとめるにしても、何年がかりの仕事になります。。
工場や倉庫の改善ってそんなもんです。。
最近、問題なのはこういう工程改善とか工程設計のいわゆる生産技術に関する資料がここ20年くらい非常に減ってきています。。
生産が海外に出ていっているのでしょうがないところもありますが。。
本を探しても、国会図書館とか県立図書館に行ったり、Amazonで探しまわって60年代~80年代の物を引っ張り出す例が多いです。
生産改善の団体の資料も非常に古く、「気合」先行だったり「数式」先行しすぎて現実離れしてたりして、がっかりすることが多いです。
今回の映像の資料や、「新しい品質管理」は日本が生産の改善に意欲的に取り組み出した時代の資料で、しかも現場に近いスタッフ、作業者が取り組みやすい内容の資料になっています(やる気になれない資料は困る)ので、非常に有用です。
ぜひ、生産・製造技術関係の動画ありましたら、ご紹介ください。