2014年 12月 01日
北海道廃線路線2作品11日と18日に配信予定
すべての手続きが完了、下記2作品を11日と18日に配信する予定。ご期待下さい。
1.さらば栄光の幌内線―その104年の光と影―
12月11日配信
1882年に官営幌内鉄道により開業した、道内で最も古い鉄道路線(手宮 - 札幌 - 幌内 …後の手宮線(廃止)、函館本線、幌内線)の一部である。幌内炭鉱をはじめとした沿線の炭鉱から産出される石炭の積み出しのため、小樽や苫小牧、室蘭といった港湾に結ばれていた。1889年に北海道炭礦鉄道に譲渡された後、鉄道国有法により1906年に国有化され、幌内線となった。以来、運炭輸送にあたってきたが、炭鉱の衰退に伴って客貨とも輸送量が減少し、廃止対象となった。1979年度の営業係数は718であった。(Wikipediaより)



さよなら広尾線
12月18日配信予定
「十勝地方の中心都市帯広と大平洋岸の町広尾を結んでいた広尾線は、1922年に公布された鉄道敷設法にある「胆振国苫小牧ヨリ鵡川、日高国浦河、十勝国広尾ヲ経テ帯広ニ至ル鉄道」の一部として1927年に着工され、まず帯広から中札内までが開通した。残りの区間は1932年までに順次開通している。
住民の足として、またじゃがいもや豆といった農産物の輸送に活躍したが、それらは次第に自動車利用へと移行していった。この利用減少に対し、1970年代半ばから「愛の国から幸福へ」というキャッチフレーズとともに愛国・幸福間の乗車券が爆発的なブームとなり、多くの観光客も訪れるようになる。その勢いは廃止が話題にのぼるようになっても衰えることはなかった。
その結果売り上げにも少なからず貢献したが、それも及ばず、1987年、約60年の歴史に終止符が打たれた。計画では苫小牧と帯広を結ぶ路線と発展するはずだったが、様似までは日高線として1937年までに開通していたものの、残された部分がつながることはついになかった。」




