2016年 04月 19日
NPO法人科学映像館を支える会を写真で振り返ってみましたその2

和傘の製作を職人の目線でとらえ、奥さんのナレーションで解説
製作会社の作品の発掘とともに8mm作品にも素晴らしいものがあると各地に出向きました。まず生まれ故郷の徳島訪れました。そこで運よく8mm同好会長さん佐藤一夫氏に出会い、30数作品が提供さました。この働きは横に広がり池田町の8mmぐーるぷにも。さらに縁あって福井県へここからも数作品が。

また電話での交渉も。八海収蔵の映画も手に入り、門外不出の銘酒をいただいたことも。最近はFBの呼びかけで熊本、宇和島からも珍しい作品が・・。

京都市民の大田登美子さんから、500作品が立命館に寄贈され、同大学と共催でデジタル化に取り組んでいます。

作品の提供は多くなり、創設期の苦労は夢のようですが、作品のメタデータです。資料の提供は10%以下で、映像を2,3回閲覧してできる限りの精度の高い資料を残したいと懸命です。

平成12年から4年間、313作品を国立国会図書館に納品、作品は図書館のサーバーに格納され、館内閲覧が可能になっています。また館外からデータベース検索もでき、インタネット映像アーカイブの一歩が始まったわけです。4Kも現実味をおびてきた今日、劣化以前に映像遺産が未来遺産化されることを切望します。
昨年1月にはハーバード大学ライシャワー日本研究所員の来室も。東京光音のデジタル復元に感嘆。
ハーバード、されどハーバードの一言を最後に・・。ちょうどスタップ細胞が話題のころでした。
