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先行配信のお知らせ:黒田プロダクション作品

1.ミンゲイソタ
企画・製作:森喜子 企画:(株)サン・ミシェル
1994年 カラー 46分

受賞歴
文部省選定


アメリカのミネソタ州に住むバーナード・リーチの愛弟子ウォーレン・マッケンジー。彼は精神的にはリーチ、作風は濱田庄司の影響を受けた陶工だ。

日本の民芸運動に通じる用の美を追求した、上質な日用雑器を熟練した手さばきで短期間に大量に作り、適正な価格でセルフサービスで販売している。そんな彼の考え方と作品および作陶風景と、かつて修行したイギリス・セントアイヴィスの今は使われていないリーチの窯を訪ねる様子などの記録映像。

<出演協力>
ウォーレン・マッケンジー/ナンシー・マッケンジー


<助成>
国際交流基金

<スタッフ>
製作・撮影:黒田輝彦
監督:福田孝
監督補:坂場俊哉
作曲:高橋鮎生
照明:加藤純弘
ナレーター:柳生博
撮影助手:柏木茂幸
録音:大石和也
ナレーター(英語版):ケビン・ドビン
ネガ編集:加納宗子
タイトル:森泉正美/原田三津夫
録音スタジオ:青山録音センター
フィルム:フジフィルム
タイミング:木賀義之
現像:IMAGICA

翻訳:海老原宏美/アンドリュウ・ショウクロス/黒田和代/中丸美絵/林野緑/井上直子
通訳(米国):鈴木秀樹
(英国):マサコ・ホワイトハウス/増田治子/辻由美/大和亜紀子
字幕スーパー製作:(有)ショウ/(株)ジャパンオリジナルテクニック
資料提供(日本):(財)日本民藝館/講談社/講談社インターナショナル
(英国):フェイバーアンドフェイバー社
協力(米国):ジョーン・A・モンデール
妙子・F・田中
ウォーカーアートセンター
(英国):ジャネット・リーチ (リーチ窯)
ビル・マーシャル
テイト美術館(セント・アイヴィス)
セント・ニコラスチャペル
トルロー博物館
トルローバブティスト教会
クラフトポターズショップアンドギャラリー(ロンドン)
(日本):濱田晋作/島岡達三/森久恒/木浪吾郎/松田富躬子/庄幸司郎/
杉山恵治/緑川富美雄/中島光/岩崎雅典/山上徹二郎/及川知也/
細谷孝子/一之瀬正史/山田翼/村松保宗
清水良雄/庄建設(株)/(株)モーションイメージ/(有)シグロ
(株)ブルーバイユー/(有)アテックスエンターテインメント


2.ザ・サカナマン

製作・企画:黒田プロダクション
1979年 カラー80分

1977年9月から翌年7月にかけての10ヶ月間、静岡県戸田港所属の遠洋マグロ漁船、第17新造丸(402トン・近藤一幸漁労長・乗組員21名)が、西経太平洋のペルー沖漁場でメバチマグロを追っての186回の操業風景を漁師2年目の甲板員が記録した映像。
◆寄港地:パナマ・バルボア港◆洋上補給:黒貝丸
◆洋上会合:第21共和丸(三重)/第32海王丸(三重)

私が乗船したマグロ船はリール式で、「ブランくり」といって3人ずつ交代で作業台に上がり、機械で巻き揚げる長さ120キロの幹縄からブラン(枝縄)を手で外し輪にまとめました。
初航海、私は1年間のカツオ船の経験と航海中に船尾で練習しこの作業ができると思っていました。しかし、いざ操業が始まると腕の筋肉が思うように動かなくなり遅れるばかりでした。
マグロ船では、乗組員が全員同じ仕事が出来 て初めて一人前の配当金がもらえるわけです。従いまして、誰も助けてくれません。そればかりか、仕事が出来ない者は「素人」と呼ばれ馬鹿にされます。 私の場合、甲板長が心を鬼にして尻を蹴飛ばしてくれたおかげで、1週間で次に揚がってくるブランを待つ余裕が出来るようになりました。
また、マグロ船では出身地や年齢が同じということで親しくなりますが、私は同年の横須賀出身のボクサー経験者と朋輩となりました。
撮影を始めた2航海目、シャッターチャンスがくると急いで彼に仕事を交代してもらい、晩酌のウイスキーが残り少なくなると次の補給日から逆算して、一日分をきっちり半分に分け合って飲みました。
しかし、その彼は十数年前、ケープターン沖で投縄中事故で亡くなってしまいました。



<協力>
新造丸漁業(静岡県旧戸田村)

<スタッフ>
製作・監督・撮影:黒田輝彦
解説:斉藤次男/細谷孝子
語り手:吉良冬太
録音:中野国夫
選曲:河合直
ネガ編集:大島ともよ
タイトル:スタジオ・ビック
録音所:シネビーム
現像所:東洋現像所  


●主な上映会(上映順):
1979年:
旧清水市・県漁連ビル会議室(静岡)/旧清水市・三保造船所(〃)/朝日生命ホール(東京)/旧戸田村・会議室・主催;新造丸漁業(静岡)/日仏会館ホール(東京)/築地魚市場・主催;大物業会/ 焼津市・漁協会議室(静岡)/高円寺会館(東京)/全漁連ビル会議室・主催;漁業問題懇談会(〃)/四谷公会堂(〃)。

1980年:
旧清水市民文化会館(静岡)/焼津市民センター(〃)/横須賀市・丸幸水産(神奈川)/東京水産大学・大講堂・主催;寮生、
OB会/全日本海員組合・千葉支部/ 清静中央卸売市場・主催;若い衆発展の会(静岡)/沼津労政会館・主催;市長、魚市場社長(〃)/東海区水産研究所・主催;全農林同所支部(東京)/世田谷・生協本部(〃)/ ゼンセン同盟・中央教育センター(岡山)/銀座・太平洋水産(東京)/農林水産省・7階大講堂・主宰;全農林水産本庁分会青年部/日本橋・東食(東京)/
名古屋中央卸売市場・主催;青年団体連合会/農林水産省・水産統計課/


3.赤道直下の一本釣り(1984年)


4.赤道直下の一本釣り(1989年)

5.翔べ!カツオ鳥
「翔べ!カツオ鳥」
企画・制作:黒田プロダクション
1988年 カラー 76分

1987年2月から約1年間。毎年優れた水揚成績を上げている高知県旧佐賀町の喜多初吉船主兼漁労長が率いる近海カツオ一本釣り漁船・第8太 安丸(59トン・乗組員20名)が、 春先母港を出、カツオを追って北上し、三陸沖で終漁し帰港するまでの漁師の生活と操業風景。

<協力>
太安丸漁業(高知県旧佐賀町)喜多初吉・民子・住夫
第八太安丸・昭和62年度乗組員の皆さん
光栄丸(三重県旧紀伊長島町)橋本幹雄
今野産興(宮城県旧志津川町)今野益二郎・今野みのる
三協 企画(岩手県大槌町)松田富躬子・金崎傑

<スタッフ>
製作・監督・撮影:黒田輝彦
構成協力:村松保宗/清水満
録音:大石和也
ナレーター:久米勝也
ネガ編集:加納宗子
作曲:大久保正人
タイトル:スタジオ・ビック
録音:青山録音センター
現像所:ソニーPCL
by rijityoo | 2016-07-06 11:43 | 先行配信映画(107) | Comments(0)