2016年 07月 31日
自然と人にやさしい布マルチ稲作
「布マルチ稲作普及のためのパンフレット作成」について
今年度、4年後の東京オリンピックを控え、花の村では布マルチ稲作については積極的に取り組むことにしておりますがこの度普及推進用のパンフレットを作成することとしました。布マルチ稲作は西日本を中心に展開していますが東日本では低調です。
初期の水管理を完全に行えばあとは放任状態でもよい省力的な農法です。
静岡県掛川市初馬地区は水田の圃場整備が進み、パイプラインが敷かれ暗渠もあり水の管理がコック一つで容易にできること。さらには野田芳宏さんがここ初馬で10年近く連綿と布マルチ稲作に取り組み技術的な蓄積があることから初馬に着目しました。
布マルチ稲作の考案者は鳥取大学名誉教授の津野幸人先生で「学園花の村」の理論的指導者でもあります。お布団農法とも言われ、2枚の綿製の布の間にモミを入れロール状にしたものを敷いていくのが田植えに相当します。除草剤を使用せずに水田雑草を退治できる省力化農法です。
パンフレット作成費用は600千円を見込んでおり、その大半を農林水産業みらい基金を利用する計画でいます。パンフレットの配布は今年の10月を予定しています。
・・人と自然にやさしい布マルチ稲作・・ 」