2018年 11月 15日
関東大震災を語る森次郎の手紙ー森銑三・森次郎兄弟と刈谷(三)に当館公開映画引用の申し入れ
愛知県刈谷市に住む 神谷磨利子氏から以下のメールが届く。関東大震災時に東京工業試験所で働いていた森次郎さん(書誌学者森銑三氏の弟)について論文に当館が公開している「現代の夢のゆりかご 化学を育んだ東京工業試験所」を使用したいとのこと。
「私は、関東大震災の時に「東京工業試験所目黒分室(臨時窒素研究所)」で働いていた一人の青年のことを調べています。
その過程でNPO法人 Science FilmMuseumの「科学映像館」のことを知りました。
「現代の夢のゆりかご 化学を育んだ東京工業試験所」のフィルムを拝見しました。
この青年(書誌学者・森銑三の弟)についての研究小論を、次の雑誌に発表予定です。
郷土研究誌「かりや」第40号 (刈谷市郷土文化研究会発行、2019年3月31日発行予定)
タイトル「関東大震災を語る森次郎の手紙ー森銑三・森次郎兄弟と刈谷(三)」
執筆 神谷磨利子(森三郎刈谷市民の会会員・刈谷市郷土文化研究会会員)
森次郎は昼間は働きながら、夜間は東京物理学校に通っていることが分かっていました。
今回その勤め先が「東京工業試験所目黒分室(臨時窒素研究所)」であることが分かりました。
関東大震災の時にそこで働いていた20歳の青年の震災被害体験をまとめました。
そこで以下の文で、貴会の科学映像フィルムを紹介させていただきたいと思います。
この試験所のことは、「現代の夢のゆりかご 化学を育んだ東京工業試験所」という科学映画が
NPO法人 Science FilmMuseumの「科学映像館」で無料配信されている。
http://www.kagakueizo.org/movie/industrial/296/ 」
」