2024年 12月 17日
「科学映像館」最近の話題から
1.日本医師会医学図書館から科学映像館へ寄付の申し入れ
「当会の資料倉庫で保管している2,000本近い映像磁気テープの取り扱いを検討しております。内容は製薬企業などから提供を受けた医学分野の教育映像です。U-matic、β、VHSの形態で、岩波映画製作所の表記があるテープも含まれており、おおむね1980年代から1990年代にかけて撮影・製作されたもの。」
デジタル変換し、ローカルサーバ保管であれば受け入れの余地ありと、費用、著作件、事務管理等について先方と話し合い中。格納した作品中、諸条件をクリアーした作品の公開を含めて。(費用の見積もり、デジタル変換:1本2,500円、サーバーバック込み50,000円 作業費100,000円)。全作品でなく格納できればと思う。
2.旧国鉄技術者三品勝暉氏から慶応大学鉄道研究会50周年記念として制作した
DVD2巻の寄贈。冬の北海道で三品氏が撮影した8mm映像を編集。 2連、3連の機関車の映像は魅力的。しかしBGMが盗作のため無声いなったのは残念。
3.1935年瀬尾光世氏制作「のらくろ二等兵」及び「のらくろ一等兵」配信に対してご家族から弁護士事務所を介して著作権違反の書状が届く。両作品のおよび関連記事削除により了解された。著作権は製作死後70年(著作権法51条2項)。本日やっと弁護士事務所からOKの回答を得る。
4.お嬢さんがアメリカの日本学校で当館の作品を使用、之をきっかけに当時大手電機メーカーのお父様と交流が始まる。
最近のメールでは奥様を亡くされ千葉の老人ホームへ。ここで彼は「講談」を学ばれ、オリジナル台本を制作され、披露。来年は科学映像館活動について披露されるようである。ブログから始まった出会い!