2025年 08月 21日
当館配信作品「水は流れた 群馬用水建設の記録」が教材として取り上げられる
「榛東村の小学校では、「榛東村の水の歴史」の教材化を進めています。その中で、群馬用水は欠かせない存在です。
群馬用水建設から50年が経過し、造るまでの経緯や苦悩、完成した喜びや期待など、当時鮮明だった記憶が薄れてきています。
村内に当時のことを覚えている方がご存命のうちに、なんとかうまく教材化したいと思っています。
小学4年生を対象にした教材として、御社の「水は流れた 群馬用水建設の記録」はやや難しい内容かもしれませんが、
建設した当時の空気感や人々の感情を子どもなりに感じることができるはずです。」
校長からの報告を通じて、ウエブによる映像アーカイブの重要性が改めて確認されました。配信作品をいつでも閲覧できる環境は、教育現場に柔軟さと多様性をもたらしています。児童のみならず、指導する教員にとっても、必要な時に必要な教材を選択できる点が大きな利点となっています。
このような活用状況を踏まえ、今後も教育現場のニーズに応えられる作品の充実や、映像アーカイブの拡充・整備を続けていくことが課題であり、当館の役割のさらなる深化につながると考えます。

科学映像館理事長の久米さん。映像遺産を守り、生かすための日々!