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映像遺産の調査に、文化庁が

 8月11日の読売新聞夕刊は、文化庁が1955年以前の映像フィルムの発掘に乗り出し、貴重ななフィルムは文化財指定を検討すると。さらに調査結果は、データーベース化してインターネットで公開するとのこと。4年前から科学映画のインターネットによる配信と、本年4月からNPO法人科学映像館を支える会を立ち上げ、ネガフィルムの高画質のデジタル化(HD)を行い、その保存を呼びかけてきた筆者にとっては、この上もない朗報といえる。

 したがって、せめて文化財と指定されたフィルムは、高画質のデジタル化(HD)くらいは行い、なんらかの方法で公開、いつでも観られる環境にしては如何。他の文化財と異なり、フィルムの保存は極めて厳しい。文化財指定された関係者に重荷にならないような配慮が大切。そして未来への贈り物、未来遺産と踏み込んだ取り組みを期待したい。

 
by rijityoo | 2007-08-13 07:20 | Comments(0)