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お久しぶりです、先生

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 今年度の「第21回ハーモニーの家 高原芸術祭/森のコンサートNo.197 ~科学映画と音楽の午後 ~」が19日、午後、蓼科 三井の森ハーモニーの家で開かれた。本年は科学映画と音楽のジョイントの午後。


 このホールは別荘には文化が不可欠との三井不動産、江戸会長の発案で生まれたと聞く。外観は北欧風の建築で、しかもホールの音響効果は抜群。ハーモニーのメンバーで維持管し、この日もメンバーが主体で切り盛りしていた。いわばメンバーの語らいの場でもある。ちなみに初代館長は、指揮者の故渡辺暁雄氏、2代目が大束省三氏、3代目が小林健次氏である。お久しぶりです、先生_b0115553_12521183.jpg


 2時半、小林さんのヴァイオリン演奏(ピアノ伴奏は奥様の小林 浩子氏)で開幕。小林さんの繊細でしかも重厚で迫力ある演奏を生で聴くなんてこの夏一番の贅沢。またご夫婦の息もぴったり。小林さん親子は、音楽と映像と分野は異なるが、芸術への感性は、やはり親から子供へと。


 ついで科学映画、「生命誕生」と「The Bone II」の2編を上映、上映設備などに不具合があったものの、参加者の映画への評価は抜群。3人の小学生もいたが、最後まで飽きずに観ていたのには感心。音楽と科学映画の上映は意外とマッチしているのかも。私たちの活動に高い感心と理解をしめされ、3人の入会希望者が。
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 さて今回懐かしい方に久しぶりにお会いした。元明海大学学長の大束百合子先生が、ご主人の大束省三氏とお二人でおみえになった。プログラムに小生の名前を見たとのことで、わざわざ参加していただいた。大束ご夫妻もハーモニーの館長としてご活躍されたとのこと。

 昼食の場に押しかけ、10年間の四方山話。御主人のお話の中に今日の日本社会への批判。特に政治批判、哲学が全く欠如していると。現在、北杜市にお住いであるが、地方の切捨て、自民党の惨敗が目に浮かぶ。またお二人の昼食に感心、体に優しいメニュウをお互いにいたわりながら、ゆっくりと楽しんでの食事、大いに反省。

 お帰りの際、とんでもないハプニングが。デッキの古びた階段でつまずかれ、2回転。本当にびっくりしたが、すくっと立ち上がられ、私は骨が丈夫ですからと。帰宅後、お宅に電話すると、ご本人から、脛にちょっとしたかすり傷のみとのとのことで一安心。といっても80数歳、ご注意いただきたいと。でも本当に転び方が最高にお上手、身が軽くて反応が素晴らしいの一言。上手な転び方は骨折を防ぐには最も大切なこと。若いときから乳製品が大好きと骨の健康づくり委員会のホームページに原稿も。(コラムはこちら

 蓼科は涼しいだろうと期待したが、35度を超える暑さ。しかも帰り雷雨で中央線は、一時、運行中止と。大変な1日であったが、新しい人の輪を得た日でもあった。
by rijityoo | 2007-08-20 11:32 | Comments(0)