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科学映像館の立ち上げ準備からの1年をふりかえって


  多分昨年の今頃、NPO法人、科学映像館の名称、ホームページの企画とデザイン、理事の人選と就任のお願い。どれがくるっても4月、科学映像館の開館は、おぼつかなかったと思う。さらに運営資金と映画の選定とHD下の許可が、どれも2月の初めは目どが立っていなかった。

  3月の始め理事会を開催、基本的な事項のご承諾を得、4月1日、ホームページの配信開始とNPO法人の申請、5編の映画の選定とHD化の依頼、映画配信サーバーの契約が終わり、ひとまず目どが。しかし肝心の運営資金問題。この年になってこんな無謀な企画を立てたものとわれながらあきれたものだ。

  人はこんなに短期間にこれだけのことをと言ってくれたが、しかし数年前から、科学映画の活用と未来遺産の構想ががあってのこと。勿論多くの方々のご理解とご支援があってのこと。

  今後の課題にHD化作品を増やすこと。その金銭的ご支援。さらに映画関係者のインターネット配信についてのご理解とご協力。最近も1947年の作品所有者を見出し、3,4ヶ月に亘る交渉で配信が実現。しかしもう一歩で先方のご都合もあり、振り出しにもどることも。1年を覚悟での交渉も覚悟も。

最初会社名が入り、いかにもCMらしく見えた映画の配信は控えていた。ところが68-車輪、花開く万国博覧会でも日本通運への賞賛の言葉はあれど、非難は全く聞かれない。川崎製鉄、日章丸、ニコンなどもしかり。30年も過ぎれば、CMを超え、作品の内容が評価されているようだ。作品をお持ちの関係者はこの点もご考慮を。

  大学時代の小生を知っている人から、先日、よく我慢と根気強くなったねと。でもこの分野ではまだ早すぎるそうだ。まー道楽の気持ちの毎日かな。でも毎日、100人以上の方に観ていただき、励ましのメイルをいただける方も多くなり、これらが支えになっての活動である。

   
by rijityoo | 2008-02-03 17:16 | Comments(0)