2008年 03月 16日
天下り、何とか?
20年前(?)になると思うが、天下りの存在がささやかれ始めた頃のお話。当時、筆者の子供は中学生。某省の課長さん(ノンキャリヤー)のお嬢さんの席仲人を。何回かお会いし、子供の話に。彼氏いわく、子供さんは是非お役人にされるといいですよとのこと。娘でもとの質問に、当然。総論と各論は別ですと。残念ながら、子供にその才能も意志もなく、別の道に。
彼の履歴を具体的にお話していただいた。彼は地方大学の工学部出身。某省の課長で、当時の金で1億円前後の予算を自由に。県庁への出張などは名ばかり。資料は空港で、会議では2,3分の挨拶で全て。
例の片たたき、まず天下り先を5件示され、気に入らなければ、もう5件の提示。これで2年3期、第2の人生が。彼は裸一貫で上京してきたが、まずまずの老後の心配はないと。年俸、蓄財すべてお聞きしたが、最近の話題の額どころでは。日本は今でもとにかくお役人天国。