2008年 04月 15日
本日第1回の総会を開催、皆様のご協力で1年が。
本日、在京の方にご参加頂き、本事務室でNPO法人科学映像館を支える会第1回の総会を開催。皆様のご支援、ご協力で今日を迎えることが出来たこと、感無量である。立ち止まり、ゆっくり考える余裕もなく365日走り続けた。この間、筆者の我ままを受け入れてくれたことに感謝している。
本映像館発足以来、当初の活動予定を大幅に超え、特にHD化作品とSD化作品で120編の配信。約1万5千人にご覧いただいたことに感激。この活動は、映画を提供してくれた東京シネマ新社岡田一男氏、ヨネプロダクシオン大沼鉄郎氏のご協力によるものであり、ここに厚くお礼を申し上げたい。その他、資生堂企業資料館塚本氏、日本映画新社山内氏、物流博物館玉井氏,野尻湖ナウマン像博物館近藤氏、JA岩手ふるさと後藤氏などに心から感謝の念を。また盛岡市で映像制作を行っている東北文化映像研究所の阿部氏は、地元に埋もれている貴重なフィルムのご提供をいただいた。
また、HD化などの作業を採算を度外して、東京光音の超スーパープロ集団が、精力的に、着実に作業を進めてていただいた。年度末で1番多忙な3月31日、武蔵村山市までフィルムの引き取りに付き合ってくれたことなど、さすがプロであると感嘆。プロ集団の松本所長以下、東京光音の皆さんには心から感謝。所長から先生は速すぎるよとのお叱りを受けた一年。これも筆者の持ち味と受け止めていただき、末永いお付き合いを。
みの電子産業の美野社長には、経済面を含め、配信の作業を誠心誠意行なってもらった。同郷のせいか、最初の電話からビジネスを越えたお付き合いに感謝あるのみ。電話では40歳半ばと推察したが、実は32歳。若くしてここまで会社を育て上げた社長。徳島大学歯学部の学生がとのお話。筆者は、娘さんと勘違い。実は奥さん。半年後にご結婚。仕事の大半は四国以外で、主に関東圏とは。格差がここにも。
科学映像館活動を広くご紹介いただいた科学特捜隊の清水氏、旧姓田中さん。Big Musukieさん、Shightsongさんなど。また68の車輪などに多大の関心を示してくれた多くの支援に感謝。
勿論、この仕事をここまで進めることが出来たのは、企業、個人の経済的支援が。現在、個人会員123名、10名の方からのご寄付。協賛企業8社などに支えられ、今日を迎えることが。本年度は、1年の申請資格もでき、財団などへの申請を試みたいと考えているが、皆様のご協力を今後とも宜しくお願いしたい。
この仕事を行い、感じたことを2,3付け加えたい。本当に貴重な映画が、制作者の意に反して、眠っていることが多い。もったいない話。新しい立派な作品を、最新の技術で新知見を織り込んだ映画を制作することも大切。しかし再現できない内容の貴重な映画を大切に生かすことも関係者の務めではと。この思いを一層強くした1年でもあった。今、靖国神社に関する映画の上映をめぐって論議があるが、映画は上映され、皆さんに観てもらって初めて映画は完成である。古い貴重な映画も同様に、多くの人に観てもらい、活用してもらいたいとの思いが、私達の活動の原点である。
最後に顧問の高久先生、科学映像館館長折茂先生、名誉館長金澤先生、木林先生方に
NPO法人科学映像館理事会を代表してお礼を申し上げたい。