2008年 08月 07日
VHSの管理はフィルムより問題
科学映像館を始めるとき、筆者はまったくの縁のなっかた分野。HD化、HDカム、テレシネ変換などなど、、、、。振り返ってみると素人ゆえ今日まで活動が出来たとも言える。素人ほど怖いものはないとよく言われるが、将にそのとうり。
ここで今日の本論へ。フィルムからDVDへの移行期、VHSが大いに用いられ、活用されたことはご承知のとうり。専門家からフィルよりビデオテイプの保管が大変と聞かされ、びっくり。
ビデオテイプをコピーすると、画質の落差を実感していた。でも分野によってはまだVHSは発売され、価格もDVDの3,4倍。販売している側にも責任があるように思う。
最近、VHSの問題を実感することが。ある製作社から4本のVHSが届く。いつも世話になっている東京光音へ転送、チェックをお願いする。届いた4本中2本は未開封の新品。これが問題との返事。なんでの疑問が。テイプは保障期間が不明。しかも時々、巻き戻しをしないと、タイプが延びたり、密着が起こる。さらに未開封のテイプにはカビだらけと、観ることもできない状態。もし誤って観ると、内容は乱れ、ビデオプレイヤーも悲惨な状態になると。東京光音でカビ取り、修正したものが、配信中の「怒りの大地」である。見事に甦った次第。