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時には無声映像も

 映像が全て。これが究極の科学映画と、小林さんはよく言われていた。確かに無声にして画像を観ると、映像に無限の広がりを感じる。そして、また、観るたびに新たな発見もある。ナレーション、音楽、映像中のテロップすら、各自の鑑賞の妨げとなるのかも。

 科学映画の新たな活用方法が、ここに見出せるのでは。例えば家庭での親子の対話、セミナーのフリートーキングの教材として、また理解度テストの材料としても。
# by rijityoo | 2007-08-22 06:13 | Comments(0)

お久しぶりです、先生

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 今年度の「第21回ハーモニーの家 高原芸術祭/森のコンサートNo.197 ~科学映画と音楽の午後 ~」が19日、午後、蓼科 三井の森ハーモニーの家で開かれた。本年は科学映画と音楽のジョイントの午後。


 このホールは別荘には文化が不可欠との三井不動産、江戸会長の発案で生まれたと聞く。外観は北欧風の建築で、しかもホールの音響効果は抜群。ハーモニーのメンバーで維持管し、この日もメンバーが主体で切り盛りしていた。いわばメンバーの語らいの場でもある。ちなみに初代館長は、指揮者の故渡辺暁雄氏、2代目が大束省三氏、3代目が小林健次氏である。お久しぶりです、先生_b0115553_12521183.jpg


 2時半、小林さんのヴァイオリン演奏(ピアノ伴奏は奥様の小林 浩子氏)で開幕。小林さんの繊細でしかも重厚で迫力ある演奏を生で聴くなんてこの夏一番の贅沢。またご夫婦の息もぴったり。小林さん親子は、音楽と映像と分野は異なるが、芸術への感性は、やはり親から子供へと。


 ついで科学映画、「生命誕生」と「The Bone II」の2編を上映、上映設備などに不具合があったものの、参加者の映画への評価は抜群。3人の小学生もいたが、最後まで飽きずに観ていたのには感心。音楽と科学映画の上映は意外とマッチしているのかも。私たちの活動に高い感心と理解をしめされ、3人の入会希望者が。
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 さて今回懐かしい方に久しぶりにお会いした。元明海大学学長の大束百合子先生が、ご主人の大束省三氏とお二人でおみえになった。プログラムに小生の名前を見たとのことで、わざわざ参加していただいた。大束ご夫妻もハーモニーの館長としてご活躍されたとのこと。

 昼食の場に押しかけ、10年間の四方山話。御主人のお話の中に今日の日本社会への批判。特に政治批判、哲学が全く欠如していると。現在、北杜市にお住いであるが、地方の切捨て、自民党の惨敗が目に浮かぶ。またお二人の昼食に感心、体に優しいメニュウをお互いにいたわりながら、ゆっくりと楽しんでの食事、大いに反省。

 お帰りの際、とんでもないハプニングが。デッキの古びた階段でつまずかれ、2回転。本当にびっくりしたが、すくっと立ち上がられ、私は骨が丈夫ですからと。帰宅後、お宅に電話すると、ご本人から、脛にちょっとしたかすり傷のみとのとのことで一安心。といっても80数歳、ご注意いただきたいと。でも本当に転び方が最高にお上手、身が軽くて反応が素晴らしいの一言。上手な転び方は骨折を防ぐには最も大切なこと。若いときから乳製品が大好きと骨の健康づくり委員会のホームページに原稿も。(コラムはこちら

 蓼科は涼しいだろうと期待したが、35度を超える暑さ。しかも帰り雷雨で中央線は、一時、運行中止と。大変な1日であったが、新しい人の輪を得た日でもあった。
# by rijityoo | 2007-08-20 11:32 | Comments(0)

 19日、長野県茅野市でHD化した科学映画を出前上映する。1960年前後に制作された世界に冠たる科学映画が、今日では、残念ながらあまり知られていない。この上映会は、科学映画を再認識していただき、その活用と未来遺産を目途とした私たち活動の一環である。なおこの催しは小林健次氏が毎年開いている演奏会とのジョイントである。

 当日はHD化した、「生命誕生」と「The Bone II」、2編の上映を予定。40数年前に制作された生命の誕生は、インターネット配信でも、視聴回数、視聴時間ともにだんとつ。映像遺産ではあるが、まだ現役である。会場での再評価を期待したい。
# by rijityoo | 2007-08-17 10:08 | Comments(0)

 科学映像館に原稿を依頼したが、ご辞退されたので、船越さんについて1文。 小林さんがあまりにも大きくて、船越さんが前面に出ることは少ない。しかし、小林さんの1980年以降の作品は、船越さんに負うことが多かったと思う。私が拘わったほとんどの作品は、船越さんが演出している。多分、企画、外部との交渉、演出とほとんどの部分で彼女は関与していた。とにかく彼女は、スマート、勉強家で、感性な豊かな女性である。

 船越さんは学習院大学(同級生に小野よう子さんが)の出身、NHKの音楽番組を担当していたが、NHKの体質になじめず、小林さんのもとへと聞く。それ故、映画制作への意欲は抜群であった。撮影現場へも小林さんともどもよく来られ、話こむことも。とにかく撮影には妥協を許さない。とことん目的の映像を。その点では、お2人は同様であった。いまでも制作意欲は決して衰えていないようである。
# by rijityoo | 2007-08-15 09:34 | Comments(0)

 8月11日の読売新聞夕刊は、文化庁が1955年以前の映像フィルムの発掘に乗り出し、貴重ななフィルムは文化財指定を検討すると。さらに調査結果は、データーベース化してインターネットで公開するとのこと。4年前から科学映画のインターネットによる配信と、本年4月からNPO法人科学映像館を支える会を立ち上げ、ネガフィルムの高画質のデジタル化(HD)を行い、その保存を呼びかけてきた筆者にとっては、この上もない朗報といえる。

 したがって、せめて文化財と指定されたフィルムは、高画質のデジタル化(HD)くらいは行い、なんらかの方法で公開、いつでも観られる環境にしては如何。他の文化財と異なり、フィルムの保存は極めて厳しい。文化財指定された関係者に重荷にならないような配慮が大切。そして未来への贈り物、未来遺産と踏み込んだ取り組みを期待したい。

 
# by rijityoo | 2007-08-13 07:20 | Comments(0)