2007年 12月 17日
各映画の視聴時間
今後の配信予定
日章丸:出光興産が建設した世界最大のマンモスタンカー日章丸の処女航海の記録。
ご期待下さい。
2007年 12月 14日
配信映画視聴者ランキング
68の車輪は確かに良い作品である。しかし2ちゃんねるの効果が大いに影響していると思われる。いつも感じることであるが、配信映画選定の難しさ。68の車輪は配信を最後まで躊躇した作品である。花開く日本万博は、10日前に配信を始めたばかりであるが、さすがである。
科学映像館が最初にHD化した3作品、生命誕生、ミクロの世界、マリンスノーズは、じっくりとご覧いただいている。これらの作品は未来遺産として後世に贈りたい映画である。そしてもっともっと多くの人に観て、いろいろと活用していただきたい。その他の作品も、順当に評価されているのではと。17日の視聴時間も合わせてご参考に。
※作品名をクリックすると配信先へリンクします
順位 視聴者数(名) 視聴時間( 時 分) (時間順位) 作品名
1位 2,064名 412:40 (1) 68の車輪
2位 286 23:03 (3) 生命誕生
3位 283 58:01 (2) 花ひらく日本万国博
4位 183 22:20 (5) ガソリン
5位 124 12:10 (9) ミクロの世界
6位 120 12:31 (8) THE BONEⅡ
7位 114 10:19 (11) マリン・スノー
8位 111 11:50 (12) 潤滑油
9位 98 20:01 (6) 沖縄久高島のイザイホー(第一部)
10位 86 22:40 (4) 原子力発電の夜明け
11位 75 06:47 (16) THE BONE
12位 74 04:15 (29) 生命の牧場
13位 70 05:40 (18) 骨形成
14位 69 09:31 (13) 鋳物の技術
15位 65 05:08 (23) 東北のまつり1
16位 64 12:57 ( 7) 生活と寸法
17位 57 05:05 (25) 成熟破骨細胞の分離
18位 56 06:09 (17) マリン・フラワーズ
19位 56 09:35 (12) 種子の中の海
20位 44 03:20 (32) プロトゾア
21位 43 05:13 (22) エイズ’88
21位 43 03:11 (33) 赤血球の誕生
22位 42 03:42 (31) ガン細胞
23位 41 05:32 (20) 窓ひらく
25位 40 08:49 (14) この雪の下に
26位 40 02:33 (35) マボヤの発生生物学
27位 33 02:11 (38) OSTEOCYTE
28位 31 05:18 (21) パルスの世界
29位 30 04:52 (26) 炎症とライソゾーム
30位 29 00:59 (52) LIVER-ASSOCIATED NK CELLS
2007年 12月 12日
配信映画の区分が必要に
現在、配信映画は提供して頂いている会社単位に区分けし、制作年代順にリストアップしている。しかし、会社によっては、30編以上の作品が配信され、作品のピックアップにご不便な面も。今後のことも考慮し、作品ジャンル別の分類も必要かと考えている。
そこで現在の会社別分類以外に図書の分類に持ちいれられている日本十進分類法の内、
まず以下の5分類を考えてみてはと。意見を是非お寄せ下さい。
1.「自然科学」
生物学・植物学、医学・薬学、物理学・化学などを含む
2.「社会科学」
風俗・習慣、民俗学、教育などを含む
3.「工学」
建築学、機械工学、電気工学、電子工学、化学工業、製造工業、家事などを含む
4.「産業」
通信、交通、林業、水産業、農業・農学、園芸・造園、畜産業・獣医学などを含む
5.「芸術」
彫刻、版画、絵画、書道、写真術、音楽・舞踊、諸芸・娯楽、体育・スポーツなどを含む
追伸:
本日配信開始した石垣島川平のマユンガナシのエンコードに不具合がありましたが、
現在、回復いたしました。
また昨日、配信映画のリストでその他のカテゴリー「石垣島・・・」の表示が間違いみなさまに
ご迷惑をおかけしましたが、本日「石垣島川平のマユンガナシ」に正しくリンクするよう
回復いたしましたのでご報告いたします。ご迷惑おかけいたしました。
2007年 12月 10日
花開く日本万博も至って好調
前回の「68の車輪」では「2ちゃんねる」効果で、多くの方が観られたが、今回はそこまでは。
今後に期待。
【 け じ め 】
私事であるが、28年お世話になった学会に1昨日の学術大会を最後に。所属していたのは日本唾液腺学会である。ご存知の方もおられるかも知れないが、50数年前、耳下腺から生物的効果を示すある蛋白が分離され、しかも耳下腺の内分泌説が提唱されたことから、この学会は談話会としてスタート。以後研究会を経て、正式に日本唾液腺学会として再発足。医学部、歯学部、薬学部のメンバーによる唾液腺全般に関する学際的学会となり、本年52回を迎えた。
しかし学会の生い立ちから、すべてが家族的であり、会社に全面的におんぶにだっこ。会議録もなければ、役員の任期もない。したがって小生も、20年間幹事を。これも和やかで会員の交流の場としては良い一面も。
しかし近年、一社に帰属した学会は、好ましくないとその筋からの通達。6年前、会長就任以来、役員、一般会員、会社関係者のご理解とご協力を得、会の在り方について相当厳しいメスを。その骨組みにも目どが立ち、これを機会に学会とのかかわりから手をひかしていただいた。そこで最後の評議委員会、総会も例年のごとく、和やかにしゃんしゃんと時間内の終了を想定していた。
ところが、ところがである。創設以来在籍の先生が評議委員会にご出席。議長である小生に、風を読む力がなく、若いこれからの先生方に大変迷惑を掛けてしまったと、大反省。一方、それぞれの方にも、それぞれの人生があり、寂しく、侘びしい一面を垣間見た1日でもあった。とにかく若返った役員を中心に、唾液腺研究のメッカとなり、またその結果を市民へも還元出来るダイナミックな学会に発展することを祈りたい。
さて筆者の現状と今後について少しふれてみたい。いつも心がけていることは、いつまでも固守することなく、けじめをつけ、若い方にに順次仕事をたくすること。そして自分の身の丈に合った新たな活動を始める。その結果が少しでもまわり方に役立てばと。
7年前から「骨の健康づくり委員会」、市民への啓発活動。20年前から描いえてきた1960年前後の科学映画の活用と保存のため「NPO法人科学映像館を支える会」を。すなわち巷に埋もれている名作の掘り起こしと多くの人に観てもらうこと。現在81編をインターネットで配信中。次いで科学映画絵で用いられた一柳さん、間宮さんなどの多数の貴重なオリジナルサウンドの保存をとの話が。これが今後の仕事かも。趣味はあくまでも趣味であり、忙しい中での楽しみが趣味なのかも。しかし、けじめをつけるタイミングと決断。これほど大変なことも。
2007年 12月 07日
高画質のデジタル化〔HD化〕も色々
(1)HD化の素材と管理
HD化で最も大切なのは、原版であり、そしてその保管である。原版は35mmネガが最高。恒温、恒湿でフィルムの劣化を防ぐことが不可欠。しかし、現在余りにも多くの作品が制作され、管理が不可能。破棄している関係会社もあるとか。巷の16mmポジフィルムはセフィア色に変色したものも多いと聞く。兎に角、それぞれの関係機関、関係者はHD化に一刻も早く取り組まれることを。かけがいのない影像遺産であるが故に。
(2)HD化に最もな大切な作業が
どんなに厳密に管理されたフィルムでも、ごみ、カビ、傷、つなぎ目に不具合があるとのこと。洗浄、全つなぎ目の再接着、手仕事による一駒一駒のカビ、ごみ取り、傷直しなどなど。さらに開発された特殊な洗浄液を使った洗いも。僅か10分の作品にも何日かの作業工程が組まれるとのこと。粗悪な素材をHD化しても、不鮮明な影像に。ここにHD化にも色々が。したがってこの作業にこそHD化成否の最大の鍵が。
(3)HD化した作品の保存
HD化すれば半永久的と安易に考えていた。ところが記録した磁気テープには期限がある。したがってまず恒温、恒湿での保存、年1回巻き戻し、磁気テープの接着を防ぐ。テープに期限があるため、数年毎とのリコピーも必要とか。正副のHDカムを制作、保存することも望ましい。
以上まったく素人の小生が感じたことを書いたに過ぎないので、詳細は東京光音のHPを参照されたい。要は誠実に取り組んでいる会社を選び、試作と合い見積もりが不可欠。くれぐれも随意契約はなきよう。
なお今後の配信予定作品
世界のランキングを求めてー1961マン島TTレース、オランダレース〔本田技研〕:
瀕死のフィルムを東京光音のスーパーマシンと超プロフェショナル集団が見事に再生した
作品、ご期待を。
甦る細胞、海の牧場、水の開拓者、科学の目、アゲハ蝶の生態学など20編。御期待下さい。
HD化予定
パルスの世界、炎症とライゾウム,アレルギーなど