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音楽一家
製作:英映画社
白黒 26分

家族で楽器を演奏し楽しむ理想の家族像を描いた映画
作中にも様々な音楽が使用されている
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スタッフ
原作:津田 幸男
脚色・演出:西尾 泰輔
撮影:佐竹 三郎
録音:井上 俊彦
音楽:小沢 直與志 ビクター管弦楽団

役と人
小野 耕平:高嶋 敏郎
妻 よしえ:中野 かほる
長男 耕一郎:神戸 武彦
長女 はるみ:渡辺 夛賀子
次男 平太:神戸 文彦
次女 洋子:渡辺 あき子
保険会社員:清水 辰三郎
近所の人:山田 直
紙芝居のおじさん:あらいまさお




# by rijityoo | 2024-04-13 13:40 | 先行配信映画(107) | Comments(0)

マヤ床づくり

製作:荒川流域ネットワーク

平成19年 カラー 18分20秒

伝統的漁法を使い、減少したウグイの復活を目指す産卵床作り

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2007年、NPO法人秩父の環境を考える会が主催するウグイ(ハヤ)のマヤ床(産卵床)作りが、秩父市を流れる荒川との合流点上流の横瀬川で行われました。この活動は、荒川の淡水魚の資源保護を目的とし、秩父漁業協同組合の全面的な協力を得て実施された。

マヤ床作りは、伝統的な漁法である「マヤ漁」に用いられ、ウグイが産卵するための場所として作られる。秩父地方では、4月に水温が10℃を越えると春の産卵期を迎え、腹に赤い婚姻色の線がでたウグイを「マヤ」と呼ぶ。

しかし、過去50年ほどの間に、コンクリートの材料として川から大量の砂利が持ち出され、岩盤がむき出しになり、水量や水質が人為的にコントロールされた結果、ウグイが産卵しにくい環境になった。また、カワウの増加によりウグイの個体数も減少した。

そこで、ウグイの増加と荒川の生態系の回復を目指して、マヤ床作りが始まった。この日は、約10人の同会員や同組合員が協力してマヤ床を作った。降雨により水量が増えた川に入り、水深を計算しながら砂利を踏み固め、石を配置して完成させた。

翌日の朝には、20㎝を超える大型のウグイが大量に集まり、産卵が始まったそうだ。1尾が産卵する卵の数は平均1500個程度であり、数十万尾の稚魚の誕生が期待される。

この「マヤ床作り」は、昔の漁法を現代の資源保護活動に活かした良い例であり、地域の人々の協力によって成功裏に実施された。非営利活動法人 荒川流域ネットワーク

代表理事 鈴木 勝行


補足

伝統的漁法を使い、減少したウグイの復活を目指す産卵床作り

 2007年、秩父市を流れる荒川との合流点上流の横瀬川で、NPO法人秩父の環境を考える会が主催するウグイ(ハヤ)のマヤ床(産卵床)作りが行われた。この事業は、荒川の淡水魚の資源保護という観点からの保全活動として秩父漁業協同組合の全面的な協力を得て実施されたものである。

 マヤ床作りは本来、「マヤ漁」という伝統的な漁法に用いられ、産卵場所を求めて遡上したウグイをマヤ床に呼び込み、投網で捕獲するために作られる。この時期のウグイは美味しく、以前はこの方法で漁が盛んに行われていたという。その伝統的な漁法であるマヤ床作りを映像として残したものである。

 秩父地方では、ウグイのことを一般的には「ザコ」と呼ぶが、4月水温が10℃を越した頃、春の産卵期を迎え、腹に赤い婚姻色の線がでたウグイをマヤという。

 しかし、50年ほど前からコンクリートの材料として川から大量に砂利が持ち出され岩盤がむき出しになり、水量も人為的にコントロールされ、水質汚染などとあいまって川底の石は有機物が付着したままになり、ウグイが産卵しづらい環境になった。

 また、カワウが保護により数が増え、ウグイが過剰に捕食されたことなどが原因で、個体数が減少した。このことを受けて「ウグイを増やして本来の荒川に戻そう」と保護活動が始まった。

 マヤ床は、魚卵が付きやすいよう河原の石や藻などの付いていないきれいな川底の石を用いて作られる。川の中ほどに深さ約70センチの穴を円形に掘り、その上流部分に直径約20センチの石を並べ水流を穏やかにする。穴の周囲には直径1020センチほどの石、中には砂利を敷きつめて産卵床を完成させる。細かい所は、家ごと伝統的な作り方があるそうだ。

 この日は、横瀬川で約10人の同会員や同組合員らが協力してマヤ床を作った。降雨により水量が倍になった川に入り通常時の水深を計算して、足で砂利を踏み固めて石の状態や川底の段差などを確認しながら完成させた。

 漁協の人の話では、「23日中には産卵が始まる」ということだったが、翌日の朝には、待っていたように20㎝を超える大型のウグイが大量に集まってきたそうで、今回の「マヤ床作り」は成功だったようだ。1尾が産卵する卵の数は平均1500個程で、数十万尾の稚魚の誕生が期待される。

 「マヤ床作り」は昔の漁法を地域の人たちの協力のもと、資源保護の手法に利用した例である。非営利活動法人 荒川流域ネットワーク代表理事 鈴木 勝行


# by rijityoo | 2024-04-07 12:53 | 先行配信映画(107) | Comments(0)

荒川のどろつけ

平成19年 カラー 14分48秒

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荒川の氾濫を恵に変えた大宮台地北部地域の巨大客土農法

ドロツケは荒川下流部と特に大宮台地の西縁部(現在の桶川市・北本市)で行われた、荒川の氾濫土を畑に運ぶ客土農法だった。この伝統的な農法について、野外調査研究所理事長の吉川國男氏が詳細に説明している。

ドロツケは、荒川から4㎞以内の黒色腐植土の不足した地域で行われた。農家の男性が冬の仕事として、荒川の氾濫土を袋に入れて馬に乗せ運んだ。数百年に亘り行われた思われるドロツケによる客土の厚さは50㎝から1mに達し、その総量はダンプか−1000万台を超える量となった。ドロツケは、大正時代には廃れはじめたが、昭和30年代まで続けられたという。

氾濫土は燐酸分の補給や酸性の中和などに役立ち、埼玉県の麦作営農地を支えた。荒川の氾濫は危険な自然現象であるが、ドロツケはその土地の人々の命と暮らしを支える重要な役割を果たしていた。(荒川流域ネットワーク代表)

解説

理正大学非常勤講師 吉川國男

「補足」

「ドロツケとは民族語彙で、荒川下流部とくに大宮台地の西縁部(現在の桶川市・北本市)の人々が、荒川の氾濫土(沖積土)を台地上の畑に運んだ作業を指して言う言葉である。」と埼玉県が編纂した「荒川」の中で、自身も編纂を手掛けた野外調査研究所理事長の吉川國男さんが書かれている。永年の調査研究から、このドロツケ慣行が全国的にも極めて大規模な客土農法だったことが分かってきたということだ。

今はもう途絶えてしまった伝統的な農法について、記録映像に残すため吉川さんを桶川市に訪ねた。吉川さんは私たちの申し出を快く引き受けて、現地を案内しながらドロツケの実態について詳しく説明してくれた。

ドロツケが行なわれた要因は、耕作に不可欠な黒色腐植土の層が薄買ったことにあるという。行なわれたのは、荒川からの距離が4㎞以内の地域であった。ドロツケ作業は農家の男の冬の仕事で、荒川に近い地域では、日に10往復前後、遠い所では3往復前後行なったそうだ。馬にスカリと呼ばれるワラ縄で編んだ袋を左右に載せて高水敷に来て、袋に氾濫土を入れて運んだそうである。毎年運ばれたドロツケの土の厚さは50㎝前後から荒川の河川敷に近い地域では、1mに達する所もあるということだ。このドロツケの土の総量を大雑把に計算したところ、10t積みダンプカーの1,1592000台分に相当する量になったという。

ドロツケがいつ頃から行なわれるようになったのかは、諸説があり定かではないそうだが、一冬に運べる量は畑全体に広げると約1㎝程であったそうなので、数百年前から行なわれてきたと考えるのが妥当ではないかという。ドロツケは化学肥料の普及、馬に代わる役牛の普及、河川管理上の規制等の理由で、大正時代に止めたところが多かったが、一部の農家は昭和30年代まで継続的に行なっていたという。

埼玉県はかつて、三麦(大麦・小麦・裸麦)の生産量が全国第1位であったが、その中心部がドロツケを行なった荒川左岸沿いの鴻巣市馬室から上尾市平方であったそうだ。この地方の麦は「足立の大麦」といわれ「中山道もの」の銘柄で、市場でも高く取り引きされていたという。この地帯を全国一の麦作営農地として支えていたものは、荒川の氾濫土という恵であったということになる。この土は、霜柱が出来にくく、冬の強風でも飛ばされることがない。また、土壌分析によると、燐酸分の補給や酸性の中和などに役立っていということである。

河川の氾濫は、人の暮らしにとって危険な自然現象だが、同時に周辺の人々の命と暮らしを支える重要な自然現象でもあったことを「ドロツケ」は教えてくれた。(荒川流域ネットワーク代表) 


# by rijityoo | 2024-04-07 12:48 | 先行配信映画(107) | Comments(0)


私たち「科学映像館」は2004年「THE BONE」の撮影者金子文雄さんが独自のストリーミングサバーを構築し、17生命科学映画作品を配信(You Tube 誕生)以来、お陰様で満20年を迎えることができました。その間、配信した作品数は1,270編、You TubeNPO法人科学映像館」の再生回数は6,200万回、チャネル登録者も23万人とWebによる映像アーカイブの重要さを再確認。わたくしは9月で満90歳を迎えますが、皆様のご協力のもと年相応に骨、骨とフィルム時代の貴重な作品を次世代のために贈り届けようと思っています。温かく見守ってください。(1762) NPO法人科学映像館 - YouTube

NPO法人科学映像館を支える会活動、満20年_b0115553_13042589.jpg


# by rijityoo | 2024-04-06 13:06 | 活動の蔵(1、208) | Comments(0)

You Tube「NPO法人科学映像館」の再生回数が6,200万人を超え、視聴時間が775.1万時間、チャネル登録者が22.3万人となる。
# by rijityoo | 2024-04-04 09:24 | 活動の蔵(1、208) | Comments(0)